下部内視鏡(大腸カメラ)

下部内視鏡(大腸カメラとEMR)

会社の健康診断などでは便潜血検査を施行することが多いですが、陽性反応が出た場合は「要精密検査」を指示されます。その場合一般的にはこの大腸カメラを指示されることが多いです。

この検査は腸内の便を綺麗に出し切る前処置を行った上で粘膜面を観察します。弛みの強いS状結腸や横行結腸を折り畳みながら挿入します。従来のバリウムを注入する造影検査と比べて、小さなポリープなどの病変や炎症性疾患などによる色調の変化などを直接見ることができ、また同時に将来癌化すると言われている大腸ポリープも同時に内視鏡的粘膜切除術(EMR)にて切除することが出来ます。

 

挿入方法について

当院では大腸カメラについては、原則的に軸保持短縮法による挿入を行なっております。無送気、注水法も併用し、いわゆるpush法は選択しておりません。それにより痛みのない検査が可能となっております。

軸保持短縮法とは…
大腸は特にS状結腸と横行結腸は腹腔内では腸間膜にぶら下がっているだけで自由な状態(ブラブラ)です。そこに内視鏡をただ押し進めていくと、S状結腸、横行結腸は腸間膜を伸ばしながらトグロを巻いたようになり前に進まず盲腸まで到達できません。腸間膜を伸ばしてしまうと、鎮静剤使用下においても目が醒めるほどの激しい痛みとなります。

そのため痛みなく進めるのは、ただ押すだけ(push)でなく、時には引き戻す(短縮)ことでジャバラ状のS状結腸、横行結腸を折りたたみながら(軸保持)進ませることが肝要です。
これが上手くいくと、痛みを回避する目的の鎮静剤を使用し眠りながら挿入する必要がなくなり、余裕があれば大腸カメラの画像を患者さんと一緒に説明しながら(説明を受けながら)観察することが可能になります。

ガン早期治療

 

当院実績


  GIF(胃カメラ)  CF(大腸カメラ)  内視鏡総件数 
 2018年  793  321  1114
2019年  899  418  1297
 2020年  661  375  1036
 2021年  773  417  1193
2022年  824  475  1299
 2023年  869  515  1374
2024年  755  536  1291
       
       
       
       
       

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